家族や上司、部下などに説明をする機会が多くあると思います。
そんなときに「だから」という言葉、つい口にしていませんか?
「だから、〇〇って言ったじゃない」
「だから、◯◯だってこと!」
実は、この言葉、相手によっては不快な印象を与えてしまうことがあるんです。

自分の周りにも何人かいるけど…
高圧的でちょっと苦手なんだよね

威圧感を感じてしまう方も多くいますよ。

気にならなくなる方法はないかなあ…
この記事では、「最初にだからと言う人」の心理や、
イライラを減らすための対処法について解説します。
- 最初に「だから」と言う人の心理
- 相手を不快にさせない言い方
- 「だから」を使い続ける人への考え方
- 「だから」をよく使う人への対処法
- 仕事で「だから」を使ってしまう人
- 「だから」と言われたことがあり、モヤモヤを感じたことがある人
- 人間関係を円滑にしたい人
最初に「だから」と言う人の心理

最初に「だから」と言う人は、以下のような心理を持っている可能性があります。
- 自分の意見が正しいと信じている
- 相手が理解できないことにイライラしている
- 説明するのが面倒くさい
- 自信がない
「だから」という言葉には、
「これだけ言ってもわからないのか」
というニュアンスが含まれてしまうため、
相手は否定されていると感じてしまうことがあります。
最初に「だから」と言う人の心理① 自分の意見が正しいと信じている
自分の考えが絶対に正しいと信じているため
「だってそうでしょ?」「当然でしょ?」という気持ちが
「だから」という言葉になって出てきます。
例えば、友達と遊ぶ約束をしていて、
待ち合わせ時間に遅刻してきた友達に
「だから早く来いって言ったのに!」と言うような場合です。
最初に「だから」と言う人の心理② 相手が理解できないことにイライラしている
相手が自分の言っていることをなかなか理解してくれないと
イライラしてしまいます。
「もういい加減にして!」「なんでわからないの?」という気持ちが
「だから」という言葉に込められていることがあります。
例えば、何度も同じことを説明しているのに、
相手が全然わかってくれない時に
「だから、こうだって言ってるじゃん!」と言ってしまうような状況です。
最初に「だから」と言う人の心理③ 説明するのが面倒くさい
詳しく説明するのが面倒くさいと感じているため
「つまりこういうこと!」と結論だけを伝えようとします。
「簡単に言うとね」「要するに」という気持ちが
「だから」に表れています。
例えば、複雑なゲームのルールを説明するのが面倒で
「だから、最後に勝てばいいんだよ!」とだけ言うような場合です。
最初に「だから」と言う人の心理④ 自信がない
本当は自分の意見に自信がないけれど、
強く見せようとして「だから」を使っている場合もあります。
「間違ってないよ!」「ちゃんと考えてるよ!」
という気持ちを表現しようとしています。
例えば、本当はよくわかっていないのに、
周りの人に「だから、こうすればうまくいくんだよ!」と自信満々に言うような状況です。
「だから」という言葉は、
相手に「話を聞いていない」「バカにしている」
という印象を与えてしまうことがあるので、注意が必要です。

「さっきから説明してるよね」
「まだ理解できないの?」

って言われたら嫌ですよね

うっ…
でも、そう言われているのと気持ち的には変わらないよ…

本人は自覚がないのでしょう
「だから」の口癖がうざいと思われる原因

「だから」ってそんなに悪い言葉なの?

プライドが高い人や、「自分の意見が絶対正しい!」と
思いがちの人がよく使うイメージですね

ええええ、自分ではそう思ってないけどなあ
「だから」が口癖の人は、以下のような印象を与えてしまいがちです。
- 自己中心的
- 話を聞いてもらえない
- 自己主張が強い
- 頑固で自分が正しいと思っている
上司が部下に対して
最初に「だから」を使って喋る時、
ましてや、口調が少し強くなった時は間違いなく苛立っています。
「なんで、さっきも言ったのにわからないの?」
とか
「なんでこの説明で理解してくれないの?」
という意味が込められています。
しかし、こちらからすれば
そっちの説明が分かりづらいんじゃ!
と思ってしまいますよね。
相手を不快にさせる「だから」の使い方
「だから」の使い方によっては、
相手を不快にさせてしまうことがあります。
特に注意すべきポイントは以下です。
①自分の意見を押し付ける
例:「だから、私の言う通りにしなさい!」
②相手の意見を否定する
例:「だから、あなたの考えは間違っている!」
③責任を相手に押し付ける
例:「だから、こうなったのはあなたのせいだ!」

相手に自分の意見を主張したい時に「だからぁ!」って言葉を使いがちかも…

正直なとこと、威圧感もあるので、相手は何も言えなくなりますよね
ましてや、「そうだとは思うんですけど…」と、
こちら側から反論し始めると、火に油を注ぐように、
さらにヒートアップして仕事どころでは無くなります(笑)
「だから」を丁寧な伝え方に変える方法

もしかしたら、自分も気づかぬうちに使ってるかも…
「だから」という言葉を使わずに、
相手に自分の意見を伝える方法はいくつかあります。
- 代わりに、「なぜなら」「つまり」「要するに」などの言葉を使う。
- 「〇〇ですね。私は〇〇だと思います。」のように、相手の意見を尊重してから自分の意見を述べる。
- 「もしよろしければ、私の意見を聞いていただけますか?」のように、相手に聞く姿勢を示す。
- 具体的な理由を説明する。
「だから」を多用する人への考え方
「だから」を使い続ける人は、
上記のような心理を持っている可能性が高いことを理解しておきましょう。
相手を責めるのではなく、
「この人はこういう心理を持っているんだ」 と捉えることが大切です。
最初に「だから」を多用する人への対処法
「だから」を多用する人への対処法としては、以下のような方法があります。
- 「だから」という言葉に反応しない。
- 「もう少し詳しく教えていただけますか?」のように、具体的な説明を求める。
- 「私も同じような経験をしたことがあります。」のように、共感を示す。
- 距離を取る。
一番良いのは、一回の質問で自分が理解することが大事ですね。
「だから」を口癖で使ってしまう人は、
自分の説明は正しいと思いこんでいる傾向があります。
プライドも高いため、変に聞き返すとトラブルに発展する場合もあります。
口癖改善のための具体的なステップ
「だから」の口癖を改善するには、以下のステップがおすすめです。
1. 自分の口癖を意識する
録音などを使って、自分がどれだけ「だから」を使っているのかを確認してみてください。
2. 代替表現をメモしておく
よく使う場面で使える代替表現をメモしておくと、意識的に使うことができます。
3. ゆっくり話す
ゆっくり話すことで、言葉を言い換える時間を確保することができます。
4. 周囲の人に協力してもらう
家族や友人に自分の口癖を指摘してもらいましょう。
「だから」の口癖がうざいと思われる時の代替表現
「だから」の代わりに使える表現はたくさんあります。
状況に合わせて適切なものを選びましょう。
• 理由を説明する場合
- 「そのため」
- 「よって」
- 「結果として」
- 「背景としては」
• 自分の意見を述べる場合
- 「私は思うのですが」
- 「個人的に感じます」
- 「私の考えでは」
• 相手に同意する場合
- 「そうですね」
- 「確かに」
- 「おっしゃる通りです」
- 「私もそう思います」
• 相手に提案する場合
- 「いかがでしょうか?」
- 「もしよろしければ」
- 「ご検討いただければ幸いです」
逆に上司などに
「だからぁ!こう言ってるでしょ?」
とか
「だからぁ!そうじゃないって!!」と言われて
メンタルがおかしくなりそうな方への対処法も紹介します。
※実際に私が言われ続けた言葉です(笑)

メンタルが強くなった気がする…笑
一回で理解できるように集中する
できる限り、上司の説明を一回で理解できるように
- メモをとる癖をつける
- メモを見返す
- 動画や写真などを撮る
その場では、急いで頭の中に入れないと…と思ってしまって
慌ててしまいますが、よーく考えればわかることってありますよね。
上司に聞きづらいことを録音や写真、メモなどで見返すと
意外とすんなりと頭に入ってくるでしょう。
周りの人を頼る
上司の言葉がいまいち理解できなかった…
と思っても、もう一回聞き直すと
「だからぁ!!!」
と言われてしまい萎縮する。
そんな時は周りにいる同じ業務をしたことがある方に聞いてみるのも手です。
「だから」を多用する上司に質問する回数を減らす意味でも
周りの方を頼ってみるのはいかがでしょうか?
最初に「だから」を使う人のまとめ
今回は、最初に「だから」と言う人を紹介しました。
最初に「だから」と言う人は
- 自分の意見が正しいと信じている
- 相手が理解できないことにイライラしている
- 説明するのが面倒くさい
- 自信がない
などの心理を持っている可能性があります。
相手を不快にさせない言い方としては、
「〇〇ですね。私は〇〇だと思います。」
のように、相手の意見を尊重してから自分の意見を述べたり、
「もしよろしければ、私の意見を聞いていただけますか?」
のように、相手に聞く姿勢を示したりすることが挙げられます。
「だから」という言葉は、
使い方によっては相手を不快にさせてしまうことがあります。
自分の言葉遣いを意識し、相手を尊重したコミュニケーションを心がけましょう。
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