プロ野球のドラフトでよく耳にする「順位縛り」。
一体、なぜ選手は特定の順位まででしか指名してほしくないと言うのでしょうか?
今回は、ドラフトの順位縛りが行われる理由や、その意味について詳しく解説します。
ドラフトにかかれば夢のプロ野球選になれるのに…
どうしてわざわざ制約をかけるのだろう…
そう簡単にはいかない理由があるようですよ
- プロ野球ファン
- ドラフトに興味がある人
- スポーツ選手の進路について関心がある人
ドラフトの順位縛りはなぜ行われるのか?
ドラフトでは「3位縛り」、「4位縛り」、「支配下縛り」といった条件付きの選手がいます。
これは◯位の順位までに指名されなければ、大学や社会人に進学するというものです。
なぜかというと、
ドラフトに指名された場合も
1位と6位では契約金や年俸に多くの差があると言われています。
また、球団からの評価が低いと
実際に入団してからも試合に出られるチャンスが少ないと感じる選手もいるようです。
活躍できない可能性がある下位指名になるくらいなら
大学に行って次のドラフトでの上位氏名のチャンスを待つか
JRやトヨタなどの大企業に就職したほうが将来的に安定した生活が得られますよね。
プロ野球だけが人生じゃないもんね
ドラフトの順位縛りは過去にもあった?
ドラフト順位縛りの具体的な選手の事例は、毎年、そして選手によって様々で
いくつか有名な例や傾向を挙げることができます。
真鍋慧選手(広陵高校)
2023年のドラフトで、上位指名が見込まれながら、
特定の球団への入団を希望し、順位縛りを設けたことで指名漏れとなった選手です。
このケースは、メディアで大きく取り上げられ、ドラフト順位縛りの是非が改めて議論されました。
山口裕次郎投手(履正社高校)
ドラフト前に4位以下の指名であれば社会人野球へ進む方針を伝えていました。
当日、日本ハムから6位で強行指名を受けたがそれを拒否しました。
5位以下の場合はJR東日本の内定が決まっていたため、社会人野球に進みました。
過去の高卒野手
歴史的に見ると、特に高卒野手において、将来性が高く評価されている選手が、
特定の球団への入団を希望し、順位縛りを設けるケースが多かったと言えます。
まとめ:ドラフトの順位縛りの理由は選手の将来のため!
今回はプロ野球ドラフトの順位縛りの意味や理由について紹介しました。
ドラフト順位縛りは、選手と球団の様々な思惑が絡み合い、複雑な問題です。
選手にとっては大きな決断であり、球団にとっても重要な要素となるでしょう。
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