【人は見た目が9割】という言葉をご存知でしょうか?
中身や人間性も見ずに、人を判断してはいけないと
怒られてしまいそうですね。
人間は中身が大事
ですが、この見た目が大事というのはあながち間違いではないようです。
今回はこの【人は見た目が9割】の言葉の意味を踏まえたうえで
メラビアンの法則というある法則を紹介したいと思います。
- 相手に好印象を与えたい人
- コミュニケーション能力を向上させたい人
- 自己成長をしたい人
メラビアンの法則とは何か?
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが行った実験結果から導き出されたものです。
コミュニケーションにおいて
・視覚情報(見た目、表情、身振り手振りなど)55%
・聴覚情報(声のトーン、声の大きさなど)38%
・言語情報(言葉の内容)7%
という割合で印象に影響を与えるというものです。
初対面の人と出会った時、私たちは言葉の内容よりも先に
相手の見た目や声のトーンといった非言語的な情報から
その人に対する印象を決めつけてしまうのです。
メラビアンの法則では第一印象は7秒で決まる
メラビアンの法則における「7秒」とは、初対面の人と出会った際、
相手に対して抱く第一印象が、およそ7秒で決まるという考え方のことです。
メラビアンの法則の「7秒」は、初対面で相手に与える印象が
いかに重要かを示す一つの指標です。
この法則を意識することで、
より効果的なコミュニケーションを取ることができるでしょう。
第一印象が与える影響とは
第一印象の大切さ
初対面の7秒で与える印象が、その後の関係性に大きく影響することを意識しましょう。
好印象を与えるための工夫として
笑顔、明るい表情、自信に満ちた姿勢など、相手に好印象を与えるための工夫をしてみてください。
状況に応じたコミュニケーション
状況に応じた表現をしてみましょう。
ビジネスシーン、プライベートなど、状況に合わせて適切な言葉遣いや態度を選ぶことです。
また、相手の立場や気持ちを理解することを意識します。
相手の立場や気持ちを理解し、それに合わせたコミュニケーションを取るようにして下さい。
メラビアンの法則は誤解しやすい?
メラビアンの法則を意識しすぎて、本来の自分とはかけ離れた行動を取ってしまう場合もあります。
過度な意識は禁物
メラビアンの法則は、コミュニケーションにおいて視覚情報が非常に重要であることを示唆していますが、
過度に意識しすぎてしまうと、かえって不自然な印象を与えてしまうことがあります。
・ぎこちない笑顔: 笑顔は好印象を与える重要な要素ですが、無理に作り笑顔をしてしまうと、逆に不自然に見えてしまいます。
・過剰な身振り手振り: 身振り手振りは、話を分かりやすくするための有効な手段ですが、度を超すと落ち着きがない印象を与えてしまいます。
・緊張感が高まる: メラビアンの法則を意識しすぎるあまり、緊張してしまい、本来の自分を出せなくなる可能性があります。
状況や相手によって異なる
メラビアンの法則は、あくまでも実験室での研究結果に基づいたものであり、すべての状況に当てはまるわけではありません。
・文化の違い: 文化によって非言語コミュニケーションの意味合いは異なるため、同じ行動でも異なる解釈をされることがあります。
・関係性: 家族、友人、上司など、相手との関係性によって、適切なコミュニケーションは異なります。
・状況: ビジネスシーン、プライベートなど、状況によって求められるコミュニケーションは異なります。
今回はメラビアンの法則について紹介しました。
たった7秒という時間で人間の第一印象は決まってしまうという衝撃の内容でした。
しかし、見た目だけを気にしていては、円滑なコミニュケーションは取れないでしょう。
見た目を良くするだけではなく、内面も磨いていきたいですね。
この記事が参考になれば嬉しいです。
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